犬のストレスについて考えよう

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しつけするよりストレスなくそう

犬が人間とともに暮らしていくには今までしつけがとても大切だと考えられていました。しつけをして人間社会のルールに馴染むことが犬のためにも必要だという考え方です。

しかし、しつけよりも犬にとってストレスのかからないように配慮することの方が実はなにより重要なのです。

人間でもストレスの多い生活をしていると心と体が休まらずに、頭が働かなくなったり、イライラしたり、注意力が散漫になったりと悪いことが起こります。犬も同じです。ストレスが多いと過剰に吠えるなどの問題行動を起こしたり、お腹の調子が悪かったり、アレルギーが出たりなど健康面の問題が出てきたりします。

しつけよりもストレスをいかに少なくするかがミソなのです。

 

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犬の大きなストレスの原因

第2回目は犬のストレスになる大きな原因を3つ紹介します。

①ケージ、クレートでの閉じ込め

クレートトレーニングが推奨されていますが、クレートやケージの中に閉じ込められて自由に動けないということはとても不快でストレスがかかります。

人間も狭い空間に押し込められ、自由に出入りできないととても不快で大きなストレスになります。また、その時に周りで大きな音や聞きなれない音がしたら不安になるでしょう。

犬は洞穴のような狭い空間が好きなのでクレートは居心地がいいとも言われていますが、自分で使う洞穴は自由に出入りもできるし、自分で選んだ場所です。クレートの空間とは全く別なものです。

クレートやゲージに入れるということは犬に多大な不安や恐怖を与え、大きなストレスになります。

②かまいすぎ

犬はとてもかわいい存在なので、ジッと見つめていたり、頻繁に名前を呼んだり、撫でたり、ついしてしまいますが、それも犬のストレスの原因となります。

かまいすぎす、そっとしておくことが居心地よく過ごせます。

③早足の引っ張り散歩

リードをグイグイ引っ張りながら首輪を食い込ませて歩くお散歩はリラックスしてお散歩を楽しむどころではなく、興奮します。また首輪の部分に強い力が加わると首や気管を痛めてしまいます。

せっかく散歩をしているのにいいことがありません。

 

次回はこの3つのストレス対策についてご紹介します。

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